ウーマンクエスト〜女を探求する冒険の旅〜

うわぁ、なんだあの子…めっちゃかわいい…
おれに声かけてきてくんねぇかな…あ、行っちゃった…
でもどうせ彼女いるのよな。
いや、絶対いるわ。あのレベルなら。
てかヤリマンだわ。あれはどう見ても100%ヤリマン。
てかどうせ無理だし。
おれにはあのレベル無理だし…

おれの人生は後悔だらけだった。

クラブが嫌いだ。

あそこは大概ヤリチンとヤリマンの集まる場所で、スペックの高い男が自動的に良い女を持ち帰れるルールになっている。

持ち帰れるとしても、そのイケメン競争に負けたスペックの低い女ぐらいだ。
自分に妥協して中の下クラスの女の子を持ち帰ったことは何回かあるが、セックスが終わった後、正確に言えばラブホ代を払う瞬間に強烈な後悔が襲ってくる。

おれはこんな女と寝るために宿泊費8000円と8時間を費やしたのか。
自分のタイプでもない女と寝るたびにセルフイメージが下がる気がする。

妥協して、セックスして、後悔して、凹んで、自分を責めて生きる気力が失せる。
一瞬の快楽の代償は大きすぎる。

 

ま、その日ヤれたらまだ良い方だ。

僕の人生で圧倒的に多いのは「やった後悔」より「やらない後悔」

僕は人生のすべての面で自分からリスクを冒して行動してこなかった。

まず、めちゃくちゃタイプの子がいても声をかけない。

コンビニでも街なかでもどタイプの子がいて声をかけた試しはない。
ナンパができない男性は多いと思うが、これが合コンでも結婚式の二次会でもだ。

「傷付きたくない」なんて女々しい意識がある認識はないけど、きっと無意識には自分が傷つくこと、恥をかくことを恐れている。

声をかけて無視されたら?
周りの人に見られたら?
笑われたら?
話が続かなかったら?

そんなこと気にしては自分の妄想の中で自己完結。
妄想では声かけて、笑顔で対応してくれる子のイメージするけど、実際はそんなにうまくいかねぇ。

そう思って声はかけない。
「次会ったら声をかけよう」
そう思うけど”次”は二度と来ない。
仮に来たとしてもこんなおれが絶対に声をかけられない。
(実際に2回目会ったパターンもあるが、声をかけられなかった)

「おれは妄想だけで、実際に女の子に声をかけるのは無理な人間だ」
↑こんなビリーフ(思い込み)が強くなっていく。

そして好きな子がいても告白できない。

おれは高校のころ保健室の先生が好きだったけど、結局告白せずに終わった。
あの後悔は数年単位に及んだ。
思えばあの時はすべてが神頼みだった。

(バス停にいないかな…)
(近所のスーパーにいないかな…)
(この曲がり角曲がったらいないかな…)

きっとこういう神頼みヤローには神は願いを叶えてくれない。
事実、あれから10年経つが1度も見かけたことはない。

引き寄せの法則とかあるけど、あれはウソだな。
願いは叶うとか、感謝すればいいことあるとか。
もちろん大事な要素かもしれないけど、結局1番大事なのは「行動」

自分が傷つくリスク、恥かくリスク
相手の女の子の心の中に踏み入るリスク
自分と関わることによって、多少なりとも相手の人生を変えてしまうかもしれないリスク。

リスク=覚悟とも言えるかな。

そんな覚悟もなかったからおれは今まで一度も自分の納得する恋愛をできていない。

初めてできた彼女も流れで付き合った。

仕事の部下で、一緒にいる時間が多くて、おれもなんとなくは好きだったけど、相手も好きってことわかってて、まぁいわゆる誘導ですわな。

どっちも「好きだよ」とか「付き合おう」とか言わずに付き合うという傷付きたくない系男子にとっては理想のなりゆき。

初めてのセックスを経験した後はなんかめんどくさくなって、でも「別れよう」とか言ってめんどくさいことになるのもイヤだったからズルズルと付き合ってた。

相手から「別れよう」っていうまで連絡取らない作戦とか遠距離作戦とか取っちゃう。
ホント最悪な男だぜw

おれってこんなに主体性がなかったんだな。
自分の意思で行動しない。
すべて相手任せ、タイミング任せ、神任せ

こういう行き方してると相当な幸運がないかぎり、自分が納得できる人と付き合えるわけないよね。

 

合コン行ってもLINE交換せずに解散するしね。

相手が自分を気に入って、話しかけられるの待ち。
一応営業やってたし、話しかけられたらある程度トークをつなげられるイメージはあるけど、トークを始めるとっかかりを作るのができない。

なんて声をかければいいんだ
そもそもおれのことどう思ってるのかな
おれなんかに話しかけられたらガッカリしないかな

そんな思ってもどうしようもない不安を抱えながらなかなか行動を起こせずにいる

ある程度時間も経って打ち解けても次の一線を越えようとするのが怖い。
デートに誘ったら断られてしまう
LINEを聞いたら引かれてしまうんじゃないか

そんなメンタルブロックが自分の可能性に蓋をして、結局何も出来ずじまいで会費の5000円を払って解散する。

帰って寝る時に激しく後悔。
あーすればよかった。
こーすればよかった。

後悔先に立たず。
妄想の中では何でもできちゃうスーパーマン。
だってさ、妄想なら傷つかないもん。
失敗しないもん。
思い通りだもん。

そして現実では、自分よりスペックの高いイケメンがお持ち帰りするのを指をくわえて見てる。

身長が高い
顔がカッコイイ
おしゃれ
いい匂いする
女と堂々と話ができる

こんなイケメンが嫌いだし、ムカつくし、うらやましい。

もう「受け身の自分」は終わりだ

欲望のはじまり

あーもっとモテたい。
かわいい彼女も欲しいし、クラブで堂々と声をかけたい。

自分に自信を持ちたいし、成長したい。
トークもうまくなりたいし、おしゃれになりたい。

さすがに身長と顔は変えられないけど、身長低くてもブスでも自分に自信満々なヤツなんていくらでもいる。

NON STYLEの井上もそうだし、最近のジャニーズは身長低くて見た目微妙なヤツも結構いる笑

結局はセルフイメージなんだ。
もっともっと自分に自信を持ちたい。

自分のレベルどんどん上げて、ラスボス的美女を倒したい。
その頃にはドラクエで言うレベル50くらいにはなってて、今のおれでは考えられないことができてんだろうな。

合コンで自分からリスク負って話しかけるのは余裕だし、
結婚式の二次会で地元の友人のつながりを恐れて結局誰にも声をかけずに終わるなんてあり得ないし、
街歩いてて、超絶タイプな女の子見つけたら0.2秒で声かけてLINE交換するぐらいなレベルになりたい。

もっと主体性のある自分になりたい。
おれは今まで他人の気持ち、世間体、自分のプライドばかりを考えすぎた。
そんなことを考えててもしょうがない。

結局おれはどうやっても誰かに迷惑かけながら生きてるし、
どうせ迷惑かけるなら自分の好きなことをやって迷惑をかけたい。

いや、迷惑かける前提じゃなく、できれば相手を喜ばせるぐらいのスキルが欲しい。
相手を笑わせるぐらいのトーク力を。
キュンとさせるぐらいの積極性を。

きっとおれが静かに生きてても、クソみたいなイケメンがおれの好きな子を悲しませるんだ。

じゃあおれが楽しませるしかない。
自分で現実を動かす力を。
リスク取って人生をおもしろくする力を。

自分の人生だ。
他人もタイミングも環境にも神にも頼らず、自分で人生を動かす側になるんだ。

自分で納得できる人生を歩むんだ。

だからおれはナンパをする。
出会い系をする。
合コンをする。
女で自分のレベルを上げる。
まさにウーマンクエスト(女を探求する冒険の旅)

女で失敗してきたおれの人生、女でレベル上げて、女で借り返すしかないでしょ!